教育実習先で大好きな指導教員の先生から空き時間にご褒美のキスをもらう私

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教育実習先で大好きな指導教員の先生から空き時間にご褒美のキスをもらう私 (ページ 1)

中等部に通っている頃から国語科の準備室が好きだった。
休み時間や放課後、必ずカイト先生がいたから。

日本文学全集を読みながら、いつでも濃いブラックコーヒーを飲んでいるのが印象的だった。
カイト先生は涼しげな目元のかっこいい男性だったのに、使っているマグカップが子猫の柄で、なんだか可愛いなと思った。

引っ込み思案で友だちの少なかった私は、先生の隣でよく小説を読んでいた。

あの頃から9年。

私は大学4年生になり、国語科の教育実習生として母校の女子校に戻ってきた。
昔大好きだったカイト先生に告白して、彼女にしてもらって…。
今では別な意味で国語科の準備室が好き。

*****

「あと5分で三時間目が終わるから少しだけだよ、ユリ」

カイト先生は私の指導教員だ。
授業のない時間、誰もいない国語科の準備室で私の指導案を添削したり、模擬授業を見たりしてくれる。

そして、無事に課題をこなすと、先生は私にご褒美をくれる。時間が許す限り。

「じゃあ、キス…」
「キスだけでいい?」
「本当は少し触ってほしい…です」

先生のくれるご褒美はスキンシップ。
キスもしてくれるし、私の体に優しく触れてくれることもある。

学校だし時間もないから最後まですることはできないけれど、「教育実習が終わったら最後までしようね」とカイト先生が約束してくれているから平気。
先生と触れ合うだけで十分満足だし。

クルリと回転する教員用の椅子に座った先生の膝にお尻をのせて抱いてもらいながら、私は先生とキスをする。

「…ぁんっ」

先生のキスはいつだって初めから激しくて、私はつい声が出てしまう。
ペロリと唇を舐め、半開きになった私の口元からぐっと舌を差し込んで。
先生の熱い舌は、私の口の中をぐちゃぐちゃにかき回す。

「…は、あ…ん…んんっ」

歯の裏や喉の方まで、先生は私の口の中をすべて暴こうとする。
先生の涼しげできれいな目元と優しい声とは反対に、キスは酷く乱暴で、私はそのギャップにいつだってドキドキしてしまうのだ。

「ユリ、息して」
「…だ…ってっ」

先生が酷くするから。息なんてしてる暇ないんだもん。
私がそう愚図ると、先生は笑ってもっと激しくキスを仕掛けてくる。
じんわり口の中に溜まった唾液が先生の唾液と混ざって、絡んだ舌がつ…と細い糸を引く。

「ユリ、キス好きだねえ」
「すき…カイトせんせえとの、キスがすき」

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