ローターをつけたまま授業に出た私は、快感に身体が震え我慢できなくなってしまう…

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ローターをつけたまま授業に出た私は、快感に身体が震え我慢できなくなってしまう… (ページ 1)

教授の講義を、沙亜弥は上の空で聞いていた。

額にうっすら汗をにじませ、周囲の様子をしきりに気にしている。

着席している誰もが、前を向いてホワイトボードや壇上に視線を向けている。

小さく、微かな電磁音が低く鳴っているが、それに気づいて訝しげに見渡す人間はいない。

それにほっとしつつも、沙亜弥は声が漏れないようにと、自分の口を手のひらで覆った。

電磁音が、自分の膣内から発しているからである。可愛いサイズのピンクローター。不定期に気まぐれに震えて、刺激を与える効果のある大人のオモチャ。

今真剣に講義をしている―――宇佐見という教授が、沙亜弥の中に手ずから挿入したもの。

嫉妬深い彼は、彼女である沙亜弥が男子生徒からモテているのを気にし、親しげにお喋りしていた所を目撃され、お仕置きと称して装着されてしまったのである。

自分の講義の間、それを着けたまま講義を受けること。

おかげで男友達どころか、女友達とさえまともに会話できそうにない。

目立たない席を確保して、ひっそりと時間が過ぎるのを待つことにした。

時折、宇佐見の視線と交差する瞬間がある。そんな時ローターの振動と重なって、恥ずかしい声が出そうになる。

(んん…っ、ああダメ、声、出ちゃいそう…っ)

口元に当てたハンカチを噛み締め、沙亜弥の中をもどかしげにかき回すオモチャに、意識が持っていかれそうになる。

講義に集中なんかできず、むしろ早く終わってほしいとさえ思ってしまう。疼く下半身にふるりと背筋を震わせながら、じっと待った。

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