迷路内の小部屋で後ろから奥まで突き上げられて…こんなところで気絶するほどイッてしまうなんて! (ページ 4)

彼の目には、千春を求める色がはっきりとあった。

千春は、胸に触れている彼の手に自分の手を重ねて頷いた。

剛太の手で、パンツと下着が脱がされていく。

彼は千春の服を脱がすのを楽しんでいる、と気づいたのはいつだったか。

同時に、脱がされるのも楽しんでいたことを思い出し、千春も手を伸ばして剛太のシャツのボタンを外していった。

その途中で、中途半端にされていたブラジャーのホックを外された。

千春が剛太のズボンのベルトに手をかけた時、その先を止められてベッドに転がされた。

そして脚を開かされ、露わになった秘部をまじまじと見つめられる。

「や、やだ…」

「…ちょっと特殊な状況のせいかな、今すぐ入りたいんだけど、千春のほうはまだみたいだな」

「そういうのは言わなくていいから!」

「でも、痛いのは嫌だろ。俺だって、千春を痛めつけたいわけじゃないし。だから、もっと気持ちよくなってから、な」

そう言った剛太の指先が秘部に触れた。

ナカに入れることはせず、わずかな湿り気とやわらかさを確かめるような触り方は、千春の羞恥心を否が応にも煽っていく。

何より、この部屋は外の通路と同様に薄暗いが、周囲の様子がきちんとわかるくらいの明るさはあった。

今更だとわかっていても、剛太に全部見られていると意識してしまうのだ。

脚を閉じようとしたが、すぐにまた開かされてしまう。

「あんまり見ないでよ…」

恥ずかしさに顔を覆って訴えた時、ぬるりと指先がナカに入ってきた。

先ほどよりも濡れているのがわかる。

グチグチといやらしい音が聞こえ始めた。

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