大人げない独占欲すら許容してしまう彼女に欲情して…昼休みの逢引 (ページ 7)

「俺が先生だから」

『先生のくせに、生徒に手出してるじゃん!』

「その言い方やめろって!お前だけなんだから!留年したら、俺待てねーよ?」

『い、いってきます!じゃあね、先生!』

俺の腕からすり抜けた莉子が振り返って

『わすれもの!』って

精一杯背伸びしながら、俺の唇にキスをした。

笑顔で手を振って去っていく莉子の姿に

(後にも先にも、俺にはお前しかいないよ)

確かな想いを抱きながら、小さなその背中を見送った

-FIN-

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