両手と彼自身を縛って…いつまでも子ども扱いをする先生に仕掛ける反撃 (ページ 2)

開いた脚の間から、先生が上目づかいで私を見る。

この光景、心臓に悪い。

「どうする?」

「んっ」

ちろりと、舌先がそこをくすぐった。

もう、どうしろっての。

「あ…っ」

「無理そうだな」

「やだ!」

「ダメ、終わり」

あっさりと身体が離れていく。

手際よく裸にされた私と違って、先生はまだ、服を着ている。

汗もかいてない、息も乱してない。

「何、その顔」

「………」

いかにも女受けしそうな顔が、にやっと笑う。

何か言ってやりたくて口を開けたら、おっと、と顎を乱暴に掴まれた。

頭を反らすように上向かされて、喋るどころじゃなくなってしまう。

「声は、出さない」

教え込むみたいな、意地の悪い微笑み。

それが、すっと近づいてきて、荒っぽいキスをした。

同時に、手が、さっき一瞬だけ舐めてくれた場所を、いきなり激しく責めだす。

「…んっ、んーっ! …ん!」

口を塞がれているせいで、半端な鼻声しか出せない。

顎はいまだにきつく掴まれていて、息も楽じゃなくて、涙が出る。

脚が勝手にびくびくと跳ねる。

私は先生の腕に爪を立てて、おかしくなっちゃうよ、と頭の中で悲鳴を上げた。

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