酔いつぶれた合コンで出会った送り狼少年に仕掛けられた甘い罠 (ページ 6)

同時に果て彼が私にぐったりと折り重なった。

「本当はさ…莉子、別にしたいなんて飲みの場で絶叫してなかったよ。でも俺、どうしても莉子を手に入れたかったんだ。ごめんね」

快感の中でまどろんでいると、佑磨の衝撃の一言。

「は?」

「俺、莉子に一目惚れして…順序が逆かもしれないけど、付き合ってくれないかな」

私が、驚きのあまり声も出ないまま、頷くと佑磨に優しく抱きしめられる。

仕事も恋愛もうまくいかないと思っていたけど、頑張っていればいいこともあるもんだなぁと思って、私は佑磨の腕の中で眠りについた。

-FIN-

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