雨降る爛れたクラブ帰りに声をかけてきた男に公園の奥で…七夕がもたらした夢と愛 (ページ 10)

「天の川が見れないのは残念だけど、やっと千夏ちゃんとこうして…」

「んっ…大丈夫だよ…今度こそ最後までしてくれたら…私の中を天の川みたいに白くてキラキラした梶さんの愛液で満たしてくれたら…」

私の奥を突き上げながら「今日は千夏ちゃんの方が何枚も上手だなぁ…」と梶さんは頬を膨らませた。

その大人の余裕を崩せたと思ったのも束の間、

「悔しいからいっぱいイかせていっぱい出してあげる…覚悟してね?」

そう言って、あの日と変わらない梶さんの優しさ全てで、何度も何度も私を満たしてくれた。

…『もう1度あの人に会いたい』

七夕は私の”お願い”もちゃんと叶えてくれた。

だから来年からは『ずっと一緒にいたい』…

短冊にそう書こうと微笑み合いながら。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

8

コメント (0)

コメントを書く