「すべての男に嫉妬してるよ」カラオケボックスで知らされる彼の本音 (ページ 9)

「さっきも、あんな若い男たちが怜依に触ったのかと思っただけで、自分を抑えることができなくなりそうだった」

「何にも、されてないよ・・」

「なんかされてたら、あいつら今頃生きてないよ」

「・・やだ・・棗さんたら・・」

「怜依は俺のだ」

「棗さ・・」

棗が怜依の胸に顔をうずめる。

「怜依」

体のあちこちに、棗が赤い印をつけていく。

「俺の印」

「棗さん・・ちょうだい」

怜依を、いっぱいに・・して・・

棗が荒々しく怜依を突き上げる。

「アァァッ・・!だめ・・逝く・・ぅ!」

怜依がびくん、と体を震わせ、崩れ落ちそうになるのを棗が受け止める。

「まだ、早い・・」

「・・え?」

「お楽しみは、これからだろ?」

今日はじっくりお前の体に、たっぷり俺を刻み込んでやるから、覚悟しろ。

棗がそういって、ぞくりとするような綺麗な顔で怜依を見、笑った。

-FIN-

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