いつも誘うのは私からだったのに…年上彼氏に優しく意地悪に迫られて立場が逆転する休日前夜 (ページ 2)

ビールを飲んだり作ったおつまみを食べたりしながら、すごくやわらかな時間を過ごす。

いい感じに酔いが回ってきたので、ふざけてミツキさんの前に体を伸ばした。

カーペットの上にじかに座っているので、足を開かせて私が入るスペースを作る。

私もミツキさんと同じように前を向いて座り、彼が私の上半身を抱っこするような感じの姿勢になる。

「テレビ見づらい」

「うんー」

「ビールとって」

「はい」

ミツキさんと二人でいる時はいつもこう。

私から甘えていかないと、彼からはとくに動かない。

疲れているのはわかるけど、たまにはミツキさんからきてほしいとか思っているのだけど。

そんなことを考えていたら、ビールを置いた彼の手が服の上から私の胸をさわり始めた。

「えっち」

「うん、セクハラ」

ふざけているだけかなと思っていたら、次第に手つきが変わってきた。

ミツキさんの手がゆっくりと胸をこねるように動き、下着がずれてすこし苦しい。

「ぁっ…」

思わず小さな声を漏らすと、手は上着の下に潜り込んで素肌の胸を掴む。

首筋にミツキさんの吐息を感じた。

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