嫉妬深い彼氏に空き教室へ連れ込まれて無理やり…拘束プレイ (ページ 2)

「大丈夫、私今日日直だから。そんなに重くないし」

「別に俺は、…心配とかしてねぇ」

「はいはい、ありがとね」

離れた席からこちらをニヤニヤして見ている友人達は、浜浦のツンデレ具合が癒しらしい。

よくわかんないよ…。

そんなこんなで教室を出て、委員長と話しながら廊下を歩く。

すると前から男子生徒が走ってきた。

「おい、早坂!」

「うわっ!」

突然の肩への衝撃に、ノートが宙に舞う。

そのまま傾く体を委員長が支えようとしたけど無理で、そのまま絡み合うように倒れてしまった。

そして冒頭に至る。

「委員長、テメェ」

「はいはいはい!浜浦ストップ!」

「は?」

「私が転びそうになったのを委員長助けてくれたの!」

「……そうかよ」

浜浦は何か言いたそうに委員長を睨むと、私の腕を掴み起き上がらせてくれた。

「委員長、俺と早坂次の授業サボるわ」

「え、浜浦なに言ってんの?」

「……うまく言っておく」

委員長がノートを拾いながらそう言うと、浜浦は私の腕を引いて歩き出した。

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