バリで出会った彼に身体が溶けそうなくらい乱される忘れられない一夜の夢 (ページ 5)

「ふぅ、わ、はぁああああんっ。いい、いいの――っ」

それは、身体が溶けそうなくらいに気持ち良かった。

全部溶けて、私がいなくなっちゃえばいいのに、と思う。

淫らな声をあげながら、何度も何度も達した。

リックは満足そうに笑って、私の中でイった。

その後も二人、ぎゅうと抱き合ったまましばらく動きたくなかった。

明日の飛行機で、帰るから。

たった一夜の関係だから。

もう少しだけ、私は。

この甘くて刺激の強い夢の中に浸っていたくて、今度は主導権をとりたくて。

そっと、今はまだぐったりしているリックのペニスに濃厚なキスをした。

-FIN-

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