飼い猫ばかりを可愛がる彼に寂しさを感じていたら…気づいてくれた彼と2ラウンド (ページ 9)

「英治、汗すごい…」

「絵美の方こそ」

ひょっとして汗臭いかな、と少し心配になる。

エッチの余韻に浸っていたいのは山々だけど、女にとって汗は由々しき問題だから。

すると、

「ひゃあっ!」

突然、首筋にぬるりとした感覚。

顔を上げた英治が悪戯っぽい笑みを浮かべた。

「シロの真似」

「もう…」

そう言って甘えるような仕草を見せた英治に、私も笑ってしまった。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

37

コメント (0)

コメントを書く