引っ越し作業の依頼を受けてやって来た運送業者の男の子―その逞しい肉体と優しげな雰囲気に身体の奥がくすぐられ… (ページ 5)

気づけば貪るようなキスを交わしていた。

「んんっ…もっと…舌、出して」

「リコさん、やらしっ…んぅ…」

互いに甘く喘ぎながら、服を脱いだ。

裸になっても、閉め切った部屋は暑い。

カイ君の割れた腹筋の上を、幾筋も汗が流れていく。

「すごい…リコさんの乳首、がちがちに勃ってる」

カイ君の人差し指が小刻みに、胸の先を擦る。

びりびりとした気持ち良さが駆け抜けた。

「あっ…カイ君のほどじゃないよ…」

床にあぐらをかいて座ったカイ君の分身は、お腹に着きそうなくらい勃ち上がっている。

先端から涎を垂らす分身に指を伸ばした。

カイ君が息を詰める。

「ぬるぬる…汗かいてるみたい」

「ぅ…リコさんだって、ぬるぬるの癖に」

ごつごつした指が私のはしたない場所に触れた。

尖った淫核をピンポイントで突かれ、唇から悲鳴がこぼれる。

「いつも、これでオナニーしてるの?」

カイ君が意地悪な顔でローターを見せた。

「うん…」

「照れてるリコさん、可愛いね」

屈託なく笑って、カイ君が私を膝に抱く。

「これ、こんな風に使ってるんでしょ」

水色のローターが淫核に押しつけられた。

「ひああっ…」

慣れ親しんだ振動のはずなのに、今日は別物みたいに感じる。

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