タンクトップに短パン姿=男を誘っている、と彼に言われて玄関で押し倒されてしまう私
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タンクトップに短パン姿=男を誘っている、と彼に言われて玄関で押し倒されてしまう私 (ページ 1)
「杏、またそんな格好して…」
「だって暑いんだもん」
「服くらい着ろよ…」
「着てるじゃん。これも立派な服だよ、裕一」
私は、薄手の黒いタンクトップに、短パン姿で裕一のベッドの上に寝転んで雑誌を読んでいた。
彼は下着と言うけれど『ルームウェア』として売られているのだから、れっきとした部屋着なのである。
けれど裕一はモヤモヤした顔で私を見つめてくる。
「そんな胸が大きく開いた服で…それに薄い布一枚で…」
と、裕一のお説教が始まりかけた時、ちょうどピンポーンとチャイムが鳴った。
「あっ!郵便だ!私出るね!」
「ちょ、杏…!」
私は助かった!と胸を安堵させて玄関へ急いだ。
だって裕一のお説教はいつも長いのだ。
「はーい、今開けます」
ガチャっとドアノブを回して扉を開くと、宅配のお兄さんが立っていた。
「お届け物です。サインお願いします」
「はーい」
ボールペンを差し出されて、それを受け取った私は伝票に苗字を書き込む。
自然と前屈みになって書いていると、お兄さんの視線が胸元に注がれている気がした。
でも気のせいだよね。
そう思いつつ苗字を書き終わる。
「はい、書けました」
「…あ、はい、どうも……ヒッ!」
顔を上げると、少し頬を赤くしたお兄さんと目が合った。
けれど、私の背後を見たお兄さんの顔が一瞬で青ざめていく。
「あ、ありがとうございました!ではこれで!」
「は、はい。お疲れさまでーす?」
そそくさと立ち去っていく配達のお兄さんに私は「?」となってしまった。
けれど、ドアを閉めて後ろを振り返って納得した。
「…杏」
「うわっ裕一」
私のすぐ後ろには、裕一が立っていた。
それも、すごい形相で。
「え、なに?なんかめちゃくちゃ怒ってる?」
「怒ってる」
「な、なんで…うわっ」
手をぐいっと引かれ、そのまま玄関に押し倒される。
「ちょ、ちょっとなに、裕一…」
「お前さぁ、危機感なさすぎ」
「危機感ってなに…ひゃっ!」
突然、裕一に胸を鷲掴みにされる。
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