同期入社の彼に捧げた初体験…甘く囁かれる言葉に痺れたら…「じゃあ、見せて?」
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同期入社の彼に捧げた初体験…甘く囁かれる言葉に痺れたら…「じゃあ、見せて?」 (ページ 1)
社会人1年目。
初めての就職に緊張と期待で胸を膨らませていた春。
そしてあっという間に季節は流れ、親しい同期と気になる人もできた夏。
この会社には夏に恒例行事として新入社員のみでの研修旅行があった。
1日目は移動疲れですぐに寝てしまい…。
翌日にはスパルタ講習の連続。
それでも気になる人、同期の彼を見つけては心が弾む。
彼、哉太は同期入社で同じ部署。
女子高出身の私からしたら男子に声をかけるなんてハードルが高すぎてできない。
初めは哉太から話しかけてきてくれて、そのやわらかい雰囲気に一気に打ち解けた。
「千夏」
「哉太!」
「疲れてんじゃない? 大丈夫?」
「大丈夫だよ。哉太の方こそバテたんじゃないの?」
「ははっ、全然平気。俺結構鍛えてるから」
と言ってガッツポーズをする哉太の腕はたしかにたくましい。
普段はスーツでわからないけど、哉太って意外とがっしりした体つきしてる。
今日は私服だから露出も多いからか、全身を目で追う。
「なに見てんだ? えっち」
「ち…ちがうってば。ちょっと、太ったんじゃないかと思っただけよ!」
「え、まじ? 昨日食い過ぎたかな」
「ほらね~。気をつけないと」
こんな会話ができるようになるまで鳴れるの大変だったけど、今は凄く楽しい。
そして、最終日にやる花火大会の花火を買い出しする係に私と哉太が選ばれた。
「千夏、行こうぜ。車の鍵かりてきた」
「うん。哉太運転できるの?」
「余裕」
「へぇ」
行きの車中で他愛もない会話をして、帰りの車中でまさかの…。
「千夏、ちょっといい?」
「なに?」
車が山林の日陰にゆっくりと停車すると、哉太は私の手を上から握った。
「もう気付いてるかもしれないけど…」
一泊の間が長く感じた。
哉太はゆっくりと私の目を見る。
緊張でつばを飲み込んだ音が聞こえたきがした。
「俺、千夏のことが好き…」
「え…」
「勘違いじゃなければ…千夏も俺のこと好きでしょ?」
「そ、それは…」
急な展開に心臓の音がやばい。
好きかって聞かれたら好きだけど、言葉にするのは恥ずかしい。
真っ赤になってうつむいていると、哉太の手がそっと顎を掴み上にあげる。
「あ…」
「顔真っ赤。好き?」
「え、っと…それは…」
もじもじしながらも鼓動の高鳴りは止まらず、頭が真っ白。
なにも考えられない私にゆっくりと哉太が近づいてくる。
「キス…いやだったら突き飛ばして。でないと…」
鼻先がこすれ、哉太の吐息を感じる。
自分が呼吸しているかどうかわからないくらいにテンパる。
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