憧れのマスターは絶倫紳士!?嫌なのに、恥ずかしいのに、もっと欲しがる私の体
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憧れのマスターは絶倫紳士!?嫌なのに、恥ずかしいのに、もっと欲しがる私の体 (ページ 1)
(ここどこ…?)
珠姫が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。
(あれ…?私、昨日いつものバーで飲んでたよね…?)
一週間の終わり、仕事帰りにいつものバーに行くのが珠姫にとって唯一の楽しみだった。
お酒はそこまで強くはないが、憧れのマスター・恭介に会える。
恭介の作ってくれるカクテルを飲みながら、恭介がお酒を作る姿を眺めるのが珠姫にとっての唯一の癒し。
(もしかして…酔っぱらって誰かに介抱してもらった…!?)
慌ててベッドから起き上がろうとする。
と同時に、扉が開いた。
「ああ、おはよう。やっと起きたね」
恭介だった。
バーテンダーの時とは違い、ラフな格好をしている。
「恭介さん!?えっ、なんで…」
「体調はよさそうだね。よかった」
戸惑う珠姫をよそに、恭介が珠姫のおでこに手を当て、顔色を伺ってくる。
「あの…恭介さん…」
「何?」
「…私、何かご迷惑を…」
「迷惑だなんてとんでもない!」
恭介が目を見開いて言う。
「変な虫がつきそうだったから俺が守ることにしたんだ。もっと早くこうしとけばよかった」
「変な虫…?」
「昨日、珠姫ちゃんの隣の席に来て話しかけてきた男だよ。たまに店に来てたんだけど、いつも珠姫ちゃんのことじろじろ見ててさ、とうとう珠姫ちゃんにちょっかい出してきたから危ないと思って」
「あの…話がよくわからないんですが…」
「ん?だから、外にいると大事な珠姫ちゃんに変な男が寄り付いちゃうから、俺以外の男とは関われないようにしようと思って連れてきたんだよ」
「…ここ、どこですか?」
「俺の家だよ。ごめんね、物少なくてつまんないよね。これから珠姫ちゃんの好きなように使っていいからね」
「えっ、あ…あの!私、帰ります!」
逃げなきゃ。そう思った瞬間、
「だめだよ」
恭介の雰囲気が変わった。
手を掴まれ、ベッドに押し倒される。
「外は危ないよ。俺がここで守ってあげる」
いつもの大人の余裕のある恭介とは違う、まるで狙った獲物を逃がさないかのような雰囲気に、珠姫は声を出すこともできなかった。
「大丈夫、家事とか身の回りのことは全部俺がやるから。欲しいものとか食べたいものがあったら言ってね」
恭介はそう言いながら、珠姫の頭を愛おしそうに撫でる。
「や、やめてください…」
「あれ?なんで嫌がるの?」
恭介が不思議そうな顔をする。
「珠姫ちゃんって俺のこと好きでしょ?いつも俺がカクテル作る時、色っぽい目で見てたじゃん」
「それは…」
「…うーん、やっぱり俺に依存させないとだめか」
「えっ…?」
恭介がポツリと呟いた言葉の意味を考えようとした瞬間、珠姫の唇がふさがれる。
そのままじっくり味わうように、息をする間もなく何度も何度も恭介の唇が襲ってきた。
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