大好きな彼氏の様子がおかしいです。心当たりはないけどなにかしちゃった? (ページ 3)

「ああああ~~あっあっあ、やだやだやだちゃんと触ってっ…!!!コレ、やだ!」

「そう?じゃあコッチもスイッチ入れるね」

胸に当てられたローターに、もう既にグズグズになってるのに更に秘部に挿入された玩具のスイッチが入れられる。

途端に動き出すそれは、人間の動きとは少し違っていつもと違う感覚がする。

「んんんん~~っ…!!!」

びくん!!!と体が跳ねる。

「随分気に入ったみたいだけど」

「ちっちが、やだ!これやだぁ!拓海のがいいっ…!!!なんで触ってくれないのぉ…!!!!!」

そう。さっきから玩具を当てるだけ当てて、大好きな拓海の手は私の肌に触れてない。

あっあっと喘ぎ声は出るけれど、物足りない。だってこれは、拓海じゃない。

切ない気持ちになって、思わずじんわり涙がにじむ。

またせり上がってくる快感の波に抗おうとお腹に力を入れる。イキたくない。もうやだ。

「やだあぁああっ…!!!い、イッ、いきたくっないっ…!!!さみしいっ…!!拓海がいいっ!!こんなので気持ちよくなりたくないっ…!!!!!」

もうきっと私の顔はぐちゃぐちゃだと思う。せっかくウォータープルーフの化粧品を使ったけれど、流石にこの涙の前では無力だろう。

こんな顔見られたくないのに、手錠で拘束された腕は拓海により頭の上で押さえつけられているので顔を隠すことも出来ない。

なんでこんなことするんだろう?なにか怒らせるようなことした?ウザかった?

「…やっと見れた」

「…うっ…ぐす、…何が…」

カチッと玩具たちのスイッチが切られる。

「あのさ、彩はさ、俺に愚痴とか言わないし…キャバってすごい大変なのに、帰ってきてからメイク直して俺にスッピンとか見せないようにしてるし、俺の前でいつもニコニコしてるけど」

真っ直ぐな視線が、私の涙でにじむ視線と絡み合う。

「俺は…もっと頼って欲しいし、もっと気を張らないでいてほしいし…泣いて欲しいし笑って欲しい。スッピンだって見たいし、明るいところで彩の全部見たいよ」

こんなに喋る拓海、初めて見た。

ほんの少し眉を下げて不安そうな顔をする拓海を、どうしても抱きしめたくなる。

「…腕の、外して?」

「…うん、ごめん…」

カチッとボタンを押すだけで外れたそれを投げ捨てて、拓海に思い切り抱きつく。

「…っ、好きだからっ…!!情けないとこ、見られたくないし…スッピンとかブスだし!幻滅とかされたくなくて!…あと、昔男子にめちゃくちゃ顔のことで虐められたりしてたから…どうしても、拓海に嫌われたくなくて」

「うん…けど、彩のこと嫌いになることって多分絶対ないし…今日はちょっと本音とか聞きたかったから意地悪した。ごめん。それはほんとに謝る」

そして、ほっぺたに軽くキスをされる。

「…続き、してもいい?」

その問いに、キスを返して答える。

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