クルーザー合コンで予期せぬ再会エッチ!なぜか異世界に転生して大蛸の触手に… (ページ 5)

海岸まで砂に足を取られながら夢中で走り、暗い海に飛び込む。

急に深くなるところまで泳ぎ、大きく息を吸って、真っ直ぐに海の底に向かう。

突然、ぬるりとしたものに身体ごと包まれ、さらに深いところに運ばれていく。

何本ものぬめりを帯びた触手にがっしりと掴まれ身体を体中を撫でられ、ぞくぞくと痺れるような快感に身体がガクガクと震える。

潜っていられる時間が限界に近づいてくる。

このまま気を失って死ぬのかと思った瞬間に、唇に鋭いもので刺されたような痛みが走る。

ふっと水圧が軽くなり、息を吸うように水を吸えるようになり、暗闇でも辺りがはっきり見えるようになる。

私の身体に吸盤のついた青紫色の触手を絡みつかせているのは、人と同じくらいの大きさの蛸だった。

ぬらぬらとした触手の先端が私の唇を撫で、口内に侵入し、舌に絡みつく。

不思議と怖くはなかった。

同時に、ふたつの触手がぬるぬると胸の膨らみの上を滑り、乳首を嬲るように擦り上げる。

あっ…だめ…。

他の触手は背骨の窪みを這い、脚に絡みつき、わき腹をくすぐり、お尻の割れ目に入り込んできて、頭がおかしくなりそうなくらいに気持ちいい。

あっ…ああっ…気持ちいっ…。

触手の先端が身体の中心に伸びてきて、閉じた襞を拡げ、内側をぬめぬめと舐めるように這い、尖った合わせ目をそっとくすぐるように触れる。

痺れるような快感に悶え、身体をくねらせるほど、触手が全身に絡みつき、感じるところを執拗に愛撫される。

物欲しげに収縮する腟口にぬるりと触手が入ってきて、ゆるゆると中を解され、浅いところをきゅうきゅうと押され、再び登り詰め、眩暈がするような快楽に翻弄される。

あっ…イくっ…んあああっ…。

身体の中で無数の気泡が一気に弾け、身体がガクガクと痙攣する。

触手がずんと奥まで挿入され、ぬるぬると抽送を始める。

一瞬の破瓜の痛みが痺れるような快感に変わり、またイきそうなくらいに高みに放り出される

ああっ…だめっ…またっ…イっちゃう…。

「澪ちゃん。もう離さない」

聡くんの声だった。耳からは聞こえず脳に直接響いてくる。

聡くんが、大蛸に転生してたなんて。

でも、一緒にいられるなら、どんな姿でも構わない。

「聡くん…好き…あぁあああっ…」

ものすごい絶頂感になぎ倒され、意識が遠のいていく。

*****

「澪ちゃん…」

聡くんが私を呼んでいる。

白い天井に点滴のバッグ…。

戻ってきたんだ。

ベットに横たわる私の顔を心配そうに覗き込む聡くんを抱き寄せ、頬にそっとキスをした。

-FIN-

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