連休に彼から監禁ごっこをされて、ぐずぐずに溶かされちゃった話 (ページ 2)

「ぁ、……え?」

「忘れてた、お水、飲ませてあげるね」

「ッ!そ、…んな」

高められた身体がうずいて仕方ないのに。彼はペットボトルを手にしながらそんなことを言う。

「昨日優依が先に寝落ちちゃったでしょ?せっかくの監禁生活なのに勿体ないじゃん。俺、寂しかったんだよ?」

甘えるような声で言われてしまえば、責めるなんて出来なくて。でも、今は水よりも気持ちよくなりたいのに。

「そんな顔してもダメ。今夜はいっぱい愛し合おうね」

「んっ、…ぁう」

唇が重なって、少しぬるくなった水が与えられる。生活の全てを彼に握られることに、何だか言い様のない愉悦を感じてしまって、秘部が疼いた。

「ぉ、ねがい…いれて」

「…何を?」

「ッ!…晴斗の、を…私に…っ」

羞恥に震えながらも懇願する私の言葉に、彼がゆっくりと応えてくれる。

「ぁ!ンンッ…!!……っ?」

ゆっくり、奥深くまで入ってきた彼は、私をぎゅっと抱きしめたまま動かない。

「ふふ、しばらくこうしてよっか?」

「…っ!!…やっ、なん、でぇ…っ」

気持ちいいからこそもどかしい。突いてほしいのに、なんで。

「だって、優依イッたらすぐ寝ちゃうでしょ」

「…ッ、も、やだあ…ッ、!!」

もどかしくて、切なくて。自分で動こうにも抱き締められてるせいでそれもできない。ほんの少しの律動が余計に熱を煽っていく。これ以上は耐えられなかった。

「も、イッても、また、ずんずんっ!てしていいからぁ…!!お願い、動いてぇ…」

「…ほんと?気絶してもまたエッチで起こしちゃっていいの?」

「いいっ、いいからぁ!晴斗、おねが…──っひぁあァ!?」

一度引いてから、思い切り奥までねじ込まれる。瞬間頭が真っ白になって、意識が飛びそうになった刹那。

ぬちゅんっ!どちゅんっっ!と容赦なく突かれて意識を強制的に引き戻される。

「ぇあっ!?ぁぐッ、…んぁあッ、!!」

「今夜はいっぱい夜更かししようね、優依」

そう言う彼の言葉を最後に、長い夜が始まったのだった。

-FIN-

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