今日は推しの大事な配信日。ヘタレ彼氏に誘われるけど私は無反応。でも触られていくうちに…

キャラクター設定

登場人物をお好きな名前に変更できます。

milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。

今日は推しの大事な配信日。ヘタレ彼氏に誘われるけど私は無反応。でも触られていくうちに… (ページ 1)

「はぁ~今日も推しは天使♡配信は21時からだから…その前にお風呂入ってこよっと!」

愛実はウキウキで風呂場へ向かう。今日は愛実の好きな推しの配信日だった。

「…ねえ、またかまってくれないの?」

同棲中の友一が、愛実に寂しそうに問いかける。愛実は、いつものようにめんどくさそうにこう返す。

「ええ~?だーかーらーさ。毎月この日はあたしの大好きな人の配信日だって言ってるじゃん!何回も言わせないでよ…」

「…わかってるけど…、今日以外もかまってくれないじゃん、愛実…、俺、寂しいよ」

「…もー、寂しいのは分かってるから、終わったらいっぱいかまってあげるから!とりあえずお風呂入ってくるね!」

「…わかった」

友一は、おやつをもらえなかった犬のようにシュンとして、愛実の後ろ姿を見つめていた。

付き合ったきっかけは友一の猛烈なアタックから始まった。そんな対応をされるのも無理もない…と友一はあきらめていた。

だって、愛実は可愛いのだ。出会いは大学のサークルで、友一の一目惚れ。

愛実はサークルのアイドル的存在だったので、冴えない友一にとって愛実と付き合うのは、もはや奇跡と言っても過言ではないだろう。

付き合った当初から塩対応は続いていたが、2人は身体の相性が抜群に良かったのだ。

友一はあまり女性経験はないが、大好きな愛実を気持ちよくさせるために、自分にはどんなことができるのか、日々考えていたのだ。

そして、友一の努力の甲斐あって、付き合って初めての愛実とのセックスで、大きな印象をつけることに成功したのだ。

「ああ…っ!!だめ、友一、そんなに、突いたら…!」

「もっと気持ちよくなって…?愛実の感じてるところ、もっと見たい」

「んっ♡ああ…っ、キモイわ…っ!!そんなこと、あんっ、言わないでぇえ…!!」

友一はもともとM気質なところもあり、主従関係のような間柄に自分でも満足感は感じていた。

しかも、友一は果てるのが遅かった。だから、愛実はいつも1度のセックスで何回も果てる。その姿が可愛くて、何度も友一は腰を打ちつけるのだ。

「だめ…っ、友一、また、イク、イっちゃう…んあ!!」

愛実はびくんと身体を震わせる。これで彼女が果てるのは何回目だろうか。

そして、そんな姿をひとしきり見てから、友一は本気のピストンを愛実に打ちつけ、一緒に果てる、というのがいつものお決まりパターンだった。

…今日は、できるのかな。

友一は、少しそんな疑問を抱きつつ、愛実が風呂から上がってくるのを待っていた。

*****

「はーさっぱりした!友一~今何時?」

「…20時45分」

「よっし間に合った!今日は重大発表があるんだよね~」

愛実は風呂から上がると、とても上機嫌でベッドに寝転んだ。…すると、友一は愛実に近づいてくる。

「…なぁにぃ?」

「…かまってほしいんだもん」

「…もー…、あたしの邪魔はしないでよね?」

「…わかった…♪」

コメント (0)

コメントを書く