毎週金曜日、私とあなたの歪な関係。誰にも止められない、一途な私の恋心。

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毎週金曜日、私とあなたの歪な関係。誰にも止められない、一途な私の恋心。 (ページ 1)

彼に会えるのは、金曜日だけ。

他の平日も土日も会えないけれど、この日だけは彼に会える。

「…よし!」

化粧室でメイクバッチリなのを確認してから、私は待ち合わせの場所に向かった。

先にラブホに入って、彼が来てくれるのを待つ。

本当は一緒に入ってもいいんだけど、健一は恥ずかしがり屋だから、別々で入るようにしている。

しばらくして、扉が開く音がした。

「健一!」

「美香、今日も綺麗だね。この時間が待ち遠しかったよ」

駆け寄ると、健一は私を優しく抱き締めてくれた。

逞しい腕の感触も、仄かな香水の香りも心地いい。

私たちは抱き合いながら、ベッドに倒れ込んだ。

「健一…」

「愛してるよ、美香」

舌を絡めながら、激しいキスをされる。

彼と出会ったのは、一年前。

派遣として入った会社で、私に優しく対応してくれたのが彼だった。

年上で落ち着いた魅力を持つ彼に、私はあっという間に恋に落ちた。

だから彼にこの関係を持ち掛けられた時、私はそれに飛びついた。

会えるのは毎週金曜日だけ。

ホテル以外ではデートもできない。

それでも私は構わなかった。

彼と一緒にいられるなら。

その後、半年あまりで私は別の会社に派遣されることになったけれど、彼との関係はずっと続いた。

「私、金曜日はいっつも幸せなの」

「可愛いな、美香は。そんなこと言ってくれるなんて」

健一は私にキスしながら、私の服をゆっくりと脱がしていった。

彼の手が、私の体を優しく撫でていく。

下着を脱がされ、中に指を入れられる。

気持ちいいところを探り当てられて、何度も何度も擦られた。

「はっ…ああっ…」

蕩けるような快感が押し寄せる。

「あっ、だめっ、あっ、ああっ…!」

その直後、じわっと潮を吹いてしまって、シーツがぐちゃぐちゃに濡れてしまう。

「美香ってすぐ潮吹くよな」

「だって、健一が上手なんだもん…」

健一とエッチするまでは、自分が潮を吹く体質だなんて知らなかった。

彼と付き合うようになって、私はあっという間に開発されてしまった。

「もういいよな?こんなに濡れてんだから」

「うん…」

本当はもっと愛撫してほしかったけれど、それは堪えて、私は脚を開いた。

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