好奇心で飲んだ媚薬は想像以上に効果絶大! 甘く疼く身体を旦那に慰めてもらう話 (ページ 4)

「あ…はぁ…、智也…智也、…もっと」
「…っ、いいよ。和美が収まるまで、つきあってあげる。…トぶなよ」

その言葉を合図に、奥をズンと穿たれる。
トぶなよ…と言われても。
抽挿のたびに、普段ではあり得ないほどの水音が響き渡る。
熱と疼きが一向に収まらない身体。
神経を直接触られているかと思うほど…穿たれる部分から生まれる強烈な快感。
肌は触れられるだけで粟立ち、身を捩る。
恐ろしいほどの媚薬の効果に成すすべなく、私は唯一鎮めてくれるだろう智也に身体を委ねた。
その夜は、月明りが差し込む静かな寝室の中に、私の嬌声と男女の息遣いだけがずっと響いていた。

*****

脳内に靄がかかっているところから、徐々に意識が浮上する。
ふと瞼を上げると、目の前に愛おしい人の寝顔があった。
喉が異常に乾いていて、水を飲もうと起き上がろうとするも、身体中が重たくて動かせない。
なんとか首を動かしてあたりを見回すと、ベッドもベッドの周りもぐちゃぐちゃで、昨夜の情事の激しさを物語っている。

(そうだ、私あの液体を飲んで…)

昨夜の元凶の存在を思い出して、自分の身体のだるさに合点がいった。
あの媚薬…本当にすごかった。
効果、ありすぎ。
届いた荷物には、全部で3本の小瓶が入っていた。
あと2つ…残っている。
ごくりと唾を飲み込んだ私は、とりあえずモニターのレビューに『効果絶大、使用量注意』と書こうと、重たい腕を動かしてスマホに手を伸ばした。

-FIN-

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