キャンプ場のテントでスイッチが入った私達は、声を抑えながらするエッチに溺れてしまい…

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キャンプ場のテントでスイッチが入った私達は、声を抑えながらするエッチに溺れてしまい… (ページ 1)

「今日楽しかったね、キャンプ飯も最高だった!」

「ああ、野外で食べるとまた一段とうまく感じるよな」

そんなことを話ながら、テントで二人寝転がる。
今日は彼氏とキャンプに来て、火起こしやキャンプご飯など自然の中で色々と満喫した一日だった。
そんな心地いい充足感に包まれ、うつらうつらしていた時だった。
外の他のテントからだろうか、かすかな声が漏れてきたのは。

「──っあ、アッ…!」

その甲高い女性の声は、明らかに情事のそれで。思わず隣の真也と顔を見合わせた。

「これって…」

「…だな」

互いにぎこちなく笑って、仕方ないというように首をすくめた。
どうやらテントでお盛んなカップルがいるらしい。
聞こえないフリをしようと目を閉じるが、断続的な声や息づかいが中々止まない。

なんだかこちらまで変な気分になってきて、つい瞼を開けば、同じような彼と目があった。

「あ…」

「なんか、な…」

「うん…なんか…変な気分になってきちゃった」

互いに瞳の奥が熱っぽくなる。
テント内の湿度が上がったような気がしたところで、どちらともなく唇が重なった。

「んっ…」

控えめなそれが、自然と舌先が絡んで深い口づけになる。頭の奥がじんと痺れて、抱き付くようにしながらのキスが止まらない。
服を脱がされながら、しっとりとした唇がようやく離れて。そこからはもう、求め合うだけになる。

キスだけで濡れたそこに、彼の指がゆっくりと入ってくる。

「…っ!!!」

ギリギリの理性が、ここが野外だということを思い出させる。
あわてて声を抑える私を見た彼が、問題ないと踏んだのか薄く笑んでそのまま指の動きを再開した。

「~っ、…ぁ…!!」

気持ちいい箇所をなぞられれば声が漏れる。それらを必死に喉の奥で押し殺すけれど、そのせいか頭に酸素は回らないし中は締め付けてしまうしでどうしようもない有り様だった。

「ッ、ゃ…め…真也…」

野外の布一枚でしか隔たれていない中で、こんなことするなんて。
でもその背徳感や、即物的な…まるで獣にでもなったような行為に身体は震え、私の秘部からは蜜が溢れて止まらなかった。

「じゃあほら、キスしながら一緒になろ」

「ぁ…だ、め…待っ……ッんんんぅ…!!」

中を押し開かれる快感に漏れ出た声が、重なった彼の口内へと消えていく。
それでもくぐもった声は消せなくて、羞恥で顔に熱が集まった。上がる体温と、長い口づけでのぼせそうになる。
そっと唇が離れて、そのまま律動を開始する彼に、慌てて自分の口元を手で押さえた。

「んぅ…、…っふ、…ンンッ!」

声を抑えているぶん結合部から響く、くちゅっ、ぬちゅッという水音がいやに大きく聞こえて、自分の蜜が立てる恥ずかしい音に目が潤む。

「声、我慢してえらいね」

「…っ!……ひぁ!?」

すでにいっぱいいっぱいの私の耳元で彼がそう囁いて、そのままあろうことか耳の中へと舌をねじ込んできた。
ぴちゃぴちゃと舐められる音がもろに響いて、中も耳も両方犯されているような状態にたまらず背が反る。

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