美容院のイケメン担当さんに告白されて、そのままエッチしちゃいました

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美容院のイケメン担当さんに告白されて、そのままエッチしちゃいました (ページ 1)

私は、深夜の美容院で髪を切ってもらっていた。

 会社の残業帰りに開いていて、近い美容院は、ここぐらいしかないのだ。

 休みの日に美容院に行けばいい話なんだけれど、実は担当の美容師の慶太さんのことが好きになってしまったのだ。

 慶太さんはイケメンだし、それだけじゃなくて、話もとっても面白い。

 私は、慶太さんと二人っきりになれる、この時間帯がこのうえなく幸せな時間だった。

「綾ちゃん? どうしたの?」

 ぼんやりしてしまっていたのか、慶太さんに名前を呼ばれる。

 慶太さんに名前を呼ばれるだけで、私はゾクゾクして…感じてしまう。

「な、なんでもないんです。今日はそろそろ、終わりですね」

「そうだね、あとはセットして終わりだよ」

 そこで、慶太さんが耳元で言ってきた。

「綾ちゃんと別れるのは、寂しいけど」

「わわわっ…慶太さん、からかわないでください!」

 私は動揺してしまう。

「本気だよ。俺、綾ちゃんのことが好きなんだ」

「えええ!?」

 私は、今まで出したことのないような声で驚いた。

「何かのドッキリですか?」

「いや、ドッキリでするようなことじゃないから。俺は本気で、綾ちゃんのことが好きだよ」

 そうして、慶太さんは私のことを見つめてくる。

「ちょ…ちょっと待ってください。慶太さんみたいに素敵な人が私のことを好きだなんて、信じられません」

 これは本音だ。慶太さんは、私のどこを好きになったんだろう…。

「好きになるのに、理由なんて必要かな?」

「んっ…」

 慶太さんはそう言うと、私の唇を奪った。

 チュプ、チュプと音が鳴る。

 私はあまりにもうれしくて涙ぐんでしまう。

「ご、ごめん! そういえば、綾ちゃんの気持ちを聞いてなかったね。ほんとにごめん」

 慶太さんが慌てまくっているのがおかしくて、私は笑ってしまった。

「…私も、好きです。大好きです、慶太さんのこと」

「マジで? よっしゃー!!」

 慶太さんはガッツポーズをした。こんなかわいらしい面もあるんだなと、意外だった。

「じゃあ、早速…エッチしない?」

「えっ? そ、それはさすがに…早すぎるんじゃないかと」

 今度は私が慌てる番だった。慶太さん、先走りすぎじゃないだろうか。

「あっ、ごめん、また暴走した…綾ちゃんのことが好きすぎるから、早く一緒になりたいんだ」

「その気持ちはうれしいですけど、美容院でエッチするって…いいんですか?」

「店長は俺だから、いいんだよ」

 そう言って、慶太さんは私の座っている椅子を倒した。

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