俳優の彼氏の成功に嫉妬していたら、ラブラブエッチをすることになりました

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俳優の彼氏の成功に嫉妬していたら、ラブラブエッチをすることになりました (ページ 1)

 私、和美と同棲している彼氏の英二は俳優だ。

 英二はすごく売れっ子というわけではないけれど、今期待の新人俳優という立場。

 彼女の私はごくごく平凡なOL。OLだって立派な職業とはいえ、英二との立場の差を感じてしまう…。

「和美!! 深夜ドラマだけど、主役の恋人役に決まったよ!!」

 帰ってくるなり、英二がうれしそうに報告してくる。

「そうなんだ…よかったね」

「相手役、誰だと思う? 有名な芸能人の〇×ちゃんだよ。俺、ずっと憧れてたんだよな~」

 〇×というのは、女性には嫌われがちな、ぶりっ子系グラビアアイドルだ。そういえば、英二は〇×のファンだったっけ…。

「なんだよ、もしかして嫉妬してるのか?」

 英二に図星を突かれ、ちょっとイラっとしてしまう。

「別に。そういうわけじゃないけど」

「俺はどんな美人と共演しても、和美一筋だよ」

 英二にとってはそれは本心なのだろうけれど、私はなんとなくカチンときてしまった。

「なんか、英二感じ悪くない?」

「どこが悪いんだよ」

「具体的にどうこうってわけじゃないけど…」

「和美、お前のほうがよっぽど感じ悪いよ。彼氏の成功を喜べないのかよ」

「…」

「そんな和美には、お仕置きが必要だな」

 そう言うと、英二はディープキスをしてくる。

 ぬる…ちゅぱ。いやらしい音がする。

「そういう気分じゃないから」

 私は英二から離れて、寝室に入りベッドに寝ころんだ。

「おい、いい加減にしろよ!!」

 すると、英二が床ドン…というかベッドドン? をしてくる。

「俺は和美のことが本当に好きなのに。ほら、和美のことを考えると、もうこんなになってる」

 英二のアレが、大きくなっていることがズボン越しでもわかる。

「その…〇×っていうグラドルよりも、私のことが好き?」

「そんなの、当たり前だろ。和美がどうしても不安なら、今回の話を断ろうか?」

「えっ…」

「俺にとって俳優は大切な職業だよ。でも、それ以上に和美のことが大切だから」

「英二…!」

 私は、英二に思わず抱きついた。

「英二、嫌な言い方ばっかりしちゃってごめんね。英二には、自分の夢を追いかけてほしい」

「和美…」

「でも、私は不安だったの。英二が遠い存在になっちゃったような気がして」

「バーカ」

 そう言って、英二は私のことを強く抱きしめる。

「俺はもしどんなに売れっ子俳優になったとしても、和美のことを愛し続けるよ」

 私は、うれしすぎて涙ぐんだ。

「えっと…でもとりあえず、アソコを静めてほしいんだけど」

 英二が、恥ずかしそうに言う。

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