なかなか起きない彼をエッチに起こす私。そのままリードする予定が、興奮した彼に襲われて…?! (ページ 3)

「かわいいよ、伊織」

「ぁ、あああっ…!」

覆いかぶさり、亮は激しく抽挿を始める。

「あ、あっ、ぁああ!んっ…!」

「ん~?どう?」

「あ、ぁっ、き、きもち、い…きもちいい…っ!」

もう伊織の好きなところを知り尽くしている亮に、気持ちいいところを擦り上げられ、突かれ、視界が一気に真っ白になった。

「っぁああんっ!!」

あっという間に伊織は高い嬌声を上げながらイってしまった。

あまりの気持ちよさにペニスを強く締め付ける。その刺激に耐えきれなかったのか、小さく亮が声を上げたと同時、精液が伊織の中へと注ぎ込まれた。

「ああっ、あっ!」

熱い精液が内側を満たしていく。そのあたたかさに幸せも一緒に溶け込んでくるようだった。

ふたりは唇をどちらともなく合わせ、そっと舌を絡める。

「ん…ちゅ…はぁ…んんっ」

もう上も下も、気持ちいい。

しばらくその気持ちよさに抱かれ続け、ようやく唇を離した頃には時計の針が随分と進んでしまっていた。

「…おはよう、伊織」

「おはよ…」

完全に順番が逆だけど、と唇をくっつけ合ったまま笑い合う。

「もう朝ごはん出来てるけど、どうする?」

「んー…」

言いながら亮の手が伊織の脚を撫でてくる。

もう答えは聞かなくても一目瞭然だった。

「まぁ、朝食前の運動も必要だもんね」

そう笑って、伊織は亮の背中に腕を回したのだった。

-FIN-

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