私が先輩の「いい思い出」になる時、切なさを通り越えた幸福を知る (ページ 6)

衣擦れの音。

目を開けると先輩も服を脱ぎ捨てている。

脱ぎ終わったのを見計らって抱きしめてもらおうと腕を伸ばしたら、湊先輩は思ってもいなかった動きをした。

「せ、せんぱい!ダメっ…」

足を広げられ、先輩が付け根に顔をうずめる。

見ないで、とかやめてください、とか言いながら抵抗したけれど、アルコールのせいか快感のせいか、思うように抵抗できない。

冷たくも熱くもない生ぬるい舌先の感覚が、敏感な部分触れる。

「ああああ!!!」

先輩の体に届かないので、シーツを握りしめて快感に耐えた。

つ、つ、と探るように舌先で触れた後、いきなりぞろりと舐め上げられる。

「きゃああああ!!」

悲鳴のようなあえぎ声を出してしまい、体をよじる。

「先輩、だめ、もうだめ、やめて…」

それでも太ももをしっかりと押さえこまれ、先輩の舌がくちゅくちゅと音を立てる。

一番敏感な部分を、はじくように舌先で弄ばれて一瞬意識が飛んだ。

「…あっ、うぅっ…?」

次に体の感覚が戻ってきたとき、目に入ったのは先輩の肩ときれいな黒髪だった。

「えっ?あっ…」

ギシギシと音を立ててベッドがきしむ。

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