同窓会で再会した友達以上恋人未満だった彼と2人で飲み直していたら… (ページ 8)

「ひゃぁぁあっ!!」

ゆっくりとピストンを繰り返すと、部屋中にパンッパンッと肌のぶつかり合う音が響きわたる。

雛子の声もより一層大きくなる。

「あぁん…き、きもち……いぃよぉっ」

雛子は耐えきれず、目の前のクッションを抱え込むようにすがりつく。

恭の動きは止まらず、それよかどんどん激しく速くなっていく。

「ぁあっ…いくぅっ!いっちゃ……ぅん!!」

「俺も………いきそっ!」

そうして雛の中がフッと温かくなり、激しいピストンがピタリと止まる。

雛子もハァっと息を吐くとクッションにゆったりと体を預ける…が

「雛子、もう一回!」

「…へっ!?」

恭は雛子を抱き上げると、そのまま寝室へと繋がる扉へ向かう。

「雛子、まだちゃんといけてないだろ?」

(相変わらず…鋭いっ)

「それに、まだ告白の返事もらってないしね?」

雛子はドキリとする。けれど、答えなんてとっくに出ている。

(…けど、直ぐになんか教えてあげないっ)

ふふっと笑えば、その様子に恭は満足気に雛子の頬に優しくキスをする。

今夜は眠れなさそうだ。

-FIN-

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