「なんですぐ抱かれるの。誰でもいいの?」モデルになった同級生と再会したら― (ページ 5)

「もっと気持ちよくさせてあげる」

「んっ、あっ、っ」

透は私の体を揺さぶった。

私はされるがまま、喘ぐことしかできない。

「あっ、んんっ、透っ」

「な、に?」

私はなんとか、言葉を繋げた。

二人とも汗をかいて、二人の体密着して、いやらしい音が部屋に響く。

「すっ、きぃ」

「唯っ、もっかい、言って?」

「んっ、だぃ、すぅきっ」

透が更に激しく腰を打ち付けて、私は意識が飛びそうになる。

透の整った顔が快感で歪んでいるのが見えた。

「ぁっーー」

何年越しの恋だったんだろう。

私達は二人で愛を確かめ合うことができた。

横になってまったりしている時、透は「唯が可愛くなっててびっくりした」と言った。

私は透の姿を雑誌で見ていたので、今の透にさほど違和感はなかったが、透は時間の流れを感じたみたいだった。

ベッドの中で私達は今までの分も、これから愛し合おうと約束をした。

-FIN-

この作品が良かったら「いいね!」しよう

14

コメント (0)

コメントを書く