「なんですぐ抱かれるの。誰でもいいの?」モデルになった同級生と再会したら― (ページ 3)

「んっ」

透はすっかり男になっていた。

背も高くなって、顔も凛々しくなっている。

程よく筋肉のついた体がたくましい。

私は全国の透のファンにやきもちを妬いていた。

透が私だけのものになってくれたらいいのに、なんて。

私はホテルで少し話をしているうちに、なんだか透に対して、挑戦的な態度になってしまったのだ。

透の長い手が私のいいところに当たって、私は悶える。

ぐちゅぐちゅと指が中で暴れて、腰が自然と動いてしまう。

「あっ、ぅ」

「唯、きもちいいの?」

「ぅ、んっ」

見ればわかるだろうにそんな質問をしてくる。

私は何回も頷いた。

「唯、俺のこと好き?」

「……?」

透は手を止めて私にきいた。

もう少しでイキそうだったのに……。

「俺は今日だけで終わりにしたくないんだけど」

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