軽いと思っていた子の紳士的な部分を知って…情欲をぶつけあう秘密のエレベーター (ページ 2)

オフィスへ入って代わりの人に受け付けを頼んで戻ると、ニコニコ笑っているマイクがいた。

エレベーターの所でずっと私を待っていたようだ。

「マイク、お待たせ。じゃ、行きましょ!」

「OK。ミホと一緒にランチができるなんて夢のようだよ」

なんて嬉しいことを言ってくれるのだろう。

マイクは、ミホをエスコートしてエレベーターに乗せてくれた。

エレベーターには2人っきりだ。

ピークのランチの時間を過ぎているからだろう。

狭い空間にマイクと2人っきりというシチュエーションに少し緊張感が走る。

2人っきりになったら、意外にもマイクは紳士だ。

言葉のない静かな空間に2人立っている。

なぜか無性にマイクが恋しくなった。

すると、ミホは自分の方からマイクに抱き着き、思いっきりキスをした。

マイクもそれに答え、濃厚なキスがはじまった。

舌と舌がからまり、歯がぶつかるくらいに深いキスをすると、ミホは自分の体をぴったりマイクにくっつけた。

「はーー・・・んーーん・・・」

ミホはどんどん息遣いが荒くなってきた。

しかし、いつ誰が乗ってくるかわからない。

極度の緊張感が襲ってきた。

「マイク、誰かが乗ってきたらどうしよう・・・」

「OK。こうしよう。」

ガッターン!!

急にエレベーターが停止した。

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