初デートは彼の車で夜景ドライブ…年上の彼が教えてくれた大人の夜遊び (ページ 2)

たわいもないメールをすること約1週間。

今日は愛美はお休み、加藤さんもNO残業デーということで夕食を食べに行く予定だ。

シャワーも浴びて、さりげなく香水をつけて。

鏡をチェックして外に出る。

愛美の前で黒い車が停まった。

「おまたせ!お腹空いちゃったかな?」

緊張でお腹が空くどころではないが、嬉しさから、とりあえず微笑む愛美。

「わざわざ迎えに来てくださってありがとうございます!今日はお願いします!」

と車に乗り込む。

少し車を走らせて、一軒家風のレストランに入る。

加藤さんは何度か来たことのある店らしく、いろいろなメニューを頼んでくれた。

「愛美ちゃんはワイン飲める?」

お酒に強い訳ではないが、せっかくなので赤ワインをもらうことにした。

「愛美ちゃん、ちょっと酔った?赤くなって可愛いよ」

そんなことを言われて照れてしまう。

楽しい食事が終わり、また車に乗り込む。

「せっかくだし、夜景を観て行こうか。」

そう言って海沿いの道をしばらく走る。

他にも車は通るが、すいていることもあり、すぐに通り過ぎてしまう。

対岸の遊園地の観覧車が綺麗だった。

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