大学の講義中に机の下で好きな人からイタズラされて…一途な想いの行方 (ページ 2)

「俺この学科得意だから、わかんないとこあったら聞いて」

『…う、うん』

「あ、ごめん。はじめましてだよね、オレ夏樹。えっと…名前聞いていい?」

『あ、莉子です。』

『莉子ちゃん。可愛い名前。似合ってんね』

夢みたい…

夏樹くんの喋ってる…

ドキドキが止まらない…

教科書と夏樹くんの横顔を交互に見ながら

この授業が終わらなければいいのにって思ってた

その時

暖かい手が太ももに触れた。

『…え…』

そっと机の下を見ると

それは間違いなく夏樹くんが伸ばした手。

動揺して夏樹くんを見れば人差し指を唇の前に立てて、静かに。と合図された

「なに?どっか分かんないの?」

何もないように話を続けるけれど、太ももに置かれた大きな手は探るようにスカートの中へと入っていく。

現状を理解出来ない私はただ戸惑っていた

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