大学の講義中に机の下で好きな人からイタズラされて…一途な想いの行方 (ページ 4)

「あの、この子体調悪いみたいなんで保健室連れていきます」

『え…』

「ほら、いくよ」

掴まれていた手をそのまま引かれながら教室を出た。

誰にもバレずに済んだのだろうか…

それより一体これはなんなのだろうか…

『あの、夏樹くん…さっきの…なんだけど…』

足早に歩く彼に引っ張られるように後ろを歩く。

教室を出たきり口を開かない夏樹くんの真意はまるでわからない。

そしてある教室の前で突然立ち止まる夏樹くん。

「俺のオカズになって」

その言葉の意味を理解できないまま薄暗い教室に連れ込まれて鍵をかけられた。

無造作に置かれてある古びたパイプ椅子に座らされる。

そして両肩を掴まれ真剣な顔をした夏樹くんが口を開いた。

「俺のこと、好きでしょ?」

『え…あ、いや…』

「この授業の時、ずっと俺の事見てたよね?今日だけじゃなくて。」

まさか気づいてないとでも思ってたの?と笑いながら言う夏樹くんの言葉全てが本当の事で、何一つ否定はできなかった。

「好きになってくれて悪いけど、俺こういうやつなの。莉子ちゃん普通に可愛いし、そんな目でずっと男追ってちゃダメだよ。その気になっちゃうから」

そう言いながら夏樹くんは何の躊躇いもなくベルトを外してズボンと下着を下ろした。

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