久々に参加した同窓会で再会した男友達のはげしさとやさしさの二重奏に翻弄される (ページ 2)

びくん。

互いの身体が熱いのは、シャワーのせいじゃないよね。

充分にわかった・・・。

「ベッド、行こう?」

柴田くんはバスタオルで私をくるみ、そのまま抱き上げた。

彼の手は、懸命に私の身体をまさぐりはじめる。

少し乱暴なくらい。

「・・いたっ」

「あ、ごめんっ、嬉しくて、つい・・・」

「・・・いいよ・・・もっと、して?」

乳房をつかんでかきまわし、指先は乳首をこりこりと回し、ときおり肩を強く抱く。

はげしい。

唇は、耳から首、肩から背中、腰・・・。

跡はつかないキスマーク。

やさしい。

はげしさとやさしさの二重奏に、私は混乱する。

「・・ぁぁ、んっ」

彼の肩に唇をあて、快感を身体じゅうに浴びていると、

「相原、噛んで」

柴田くんの声がした。

「オマエが気持ちいい証拠、つけて」

快感のたび、私は柴田くんの肩に、噛みつく。

柴田くんの肩がどんどん赤くなった。

ばくばくな鼓動が止まらない。

このひとが欲しい。

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