突然の元カノとの再会。変わらない彼女に本音を言えた夜 (ページ 2)
ドアが閉まる音が、合図だった。
抱き寄せられた身体は迷いなく、唇は深く重なる。
再会のキスは、確認ではなく、思い出をなぞるように、執拗だった。
彼女の背中に回された手が、ゆっくりと境界を失っていく。
触れられるたび、彼女の呼吸は高くなり、指先が彼のシャツを掴む。
「変わってない…」
彼女の囁きに、彼は答えず、代わりに首筋へ唇を落とした。
その一瞬、彼女の身体が小さく震える。
くちゅ…くちゅ
うるさいほどにリップ音が響く。
「…寂しかった」
「あら、やっと私の大事さに気づいた?」
「最初からわかってた。もうどこにも行かないでよ」
痛いほどに痛感した。唯がいないとなにも手に付かなくなる。
会わなかった時間を埋めるように激しく愛撫した。
「ここ好きでしょ」
そう言ってクリトリスを舐めながら指でGスポットを刺激する。
「あああっ…あっ…!智也…智也いくっ…!」
身体をのけぞらせ、びくびくと震える。
変わってないなぁなんて思いながら一気に自分のモノを挿入し、最奥を突く。
お互いを強く抱きしめ合いながら同時に果てた。
*****
夜は静かに、しかし確実に深まっていった。
失った時間を埋めるように、互いを確かめ合う。
それは激しさよりも、切実さに満ちていた。
明け方、彼女は僕の胸に顔を埋め、低く呟いた。
「ねぇ、私があのカフェに行ったの、偶然だと思う?」
僕は少し考えたあと、なにも答えなかった。
ただ、彼女を抱く腕に、強く力を込めた。
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