既婚者の彼を愛してしまいました。罪悪感に泣きながらも彼を求めてしまう私
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既婚者の彼を愛してしまいました。罪悪感に泣きながらも彼を求めてしまう私 (ページ 1)
「…いらっしゃい」
玄関の思いドアを開けると、そこには仕事に疲れた龍二の姿があった。
おかえりなさい、と言いたいのに言わないのは、私の意地とプライドだった。
「…お邪魔します」
私の気持ちをどこまで察しているのか、龍二はあいまいに笑いながら、低い声で他人行儀なセリフを吐く。
時間は夜の1時を過ぎている。
他人行儀な相手の自宅に訪ねる時間ではないだろう。
開いたドアの向こうから流れ込む冷気に、私は思わずパジャマの上に羽織ったカーディガンの前を掻き合わせる。
その私の動作に気づいた龍二が、私の体を抱きしめる。
いつものようにタバコの濃い匂いがした。
ヘビースモーカーの龍二は、いつも奥様にタバコをやめるように言われているらしい。
だから私は、この部屋に彼専用の灰皿を用意する。
龍二がこの部屋に来る理由を一つでも増やしたいから。
龍二の体を気遣うのが奥様の役目なら、私は龍二の欲望を叶えるのが役目なのだ。
「…今日も終電を逃しちゃったの?」
「…うん」
二文字だけの、短い相槌を打ちながら、龍二は子猫が母猫に甘えるように、私の首筋に顔を擦りつける。
ずるい仕草だと思う。
本当は龍二が、終電がなくなるまでの時間をわざわざ潰してからここへ来たのだと、私は知っている。
終電を逃して帰れないのだと言い訳をする為に。
ずるい男だと思う。
でも私は、この男を手放すことができないのだ。
*****
「コーヒーでも入れようか?」
私のその言葉は後ろから伸びてきた龍二の腕によって、途中で遮られた。
後ろから包み込むように抱きしめられると、私がこの世でいちばん愛されている気になってしまう。
龍二の手が私の胸元をまさぐり、ソフトカップの中のふくらみを揉む。
「んっ」
唐突な刺激に、私は鼻にかかった声を上げる。
龍二の手のひらの硬い皮膚がふくらみの先端に当たる度に声が出た。
胸が弱い私は、早くも脚をガクガクと震わせてしまう。
少し乱暴な愛撫に私のメスである部分が刺激される。
龍二は私を抱え込んだまま、背中からベッドへと倒れ込んだ。
龍二の体の上で、私は好きなように弄ばれる。
パジャマの前を開かれて、ナイトブラを引き上げられて、私の二つのふくらみが照明の下で晒される。
グリグリと親指と人差し指で容赦なく乳首をこねられる。
「きゃん」
私は子犬みたいな声を上げて、身を震わせた。
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