彼氏にローターを入れられたまま映画館デート。周りに気付かれちゃうかもしれないと思うと興奮しちゃう (ページ 2)

「ほら行くよ、あかり」

隆太は私の手を取って歩き出す。私もそれについていくようにして歩く。
しかし、歩くたびに中のローターが動くため、どうしても変な歩き方になってしまう。
そんな私の様子を隆太は楽しそうに見ていた。

「どうかした?」

私は恥ずかしさで顔を逸らしながら答えた。

「な、なんでもないよ…」
「そう?ならいいけど」

そんなやり取りをしながらチケットを購入する列に並んだ時だった。突然ローターが強く振動し始めた。

「やっ…やめてぇっ!」

周りに人がいるので、あまり大きな声を出すことはできない。私は小声で隆太に言った。しかし、隆太はやめるどころかさらに強くする。

「ねえ、大丈夫?」

私の様子がおかしいことに気づいたのか、心配そうに話しかけてくる人たちもいる。
私は慌てて平静を装って答えた。

「だ、大丈夫です…」

しかしローターは止まることなく動き続けているため、どうしても声が上ずってしまうし、顔も赤くなってしまっているだろう。
そんな私を見て隆太は耳元で囁いた。

「ほら、ちゃんと答えてあげないと」
「わ、私は大丈夫です…」

なんとか答えることができた。しかし、ローターの振動は強くなる一方だ。

「んっ…んんっ…」

必死に声を抑えようとするが、どうしても漏れてしまう。そんな私を見て隆太は耳元で囁いた。

「声出しちゃダメだよ」
「わかってる…けど…」

私は涙目になりながら答える。隆太はローターの振動を弱にしてくれた。
映画が始まってからしばらくはローターは止められていた。今日の映画は隆太が好きなアクション映画だ。
映画がクライマックスに近付いた頃、急に私の中のローターが強く振動した。私は思わず出そうになった声を必死で堪える。

「どうしたの?具合悪い?」

隣の隆太が小声で話しかけてきた。私は首を横に振る。

「ううん…なんでもない…」
「そう?でもなんか顔が赤いよ」

隆太は私の額に手を当てる。そしてそのまま手を下に滑らせて首筋に触れた。その瞬間、全身に電気が流れたような感覚に襲われる。
ビクリと体が跳ねてしまうが、声はどうにか抑えられた。それを見て隆太が笑う。

「みんな集中してるからね、静かにしないとね」
「んっ…んん…」

私は必死にコクコクと頷く。するとローターの振動が止まった。隆太は手を離すと何事もなかったかのように前を向き、映画に集中し始めたようだったが、私にはそんな余裕はなかった。

(もう無理ぃ…!早く終わって…!)

そんな願いも虚しく、映画が終わるまでローターのスイッチは切られることはなかった。

映画が終わり、耐えきれなくなった私はホテルに行こうと隆太を誘った。

「ああ、そうだね。俺ももう我慢できそうにないよ」

隆太は笑顔で答えるとすぐに席を立ってくれたので、私たちはそのまま映画館を出た。
ホテルまでの道のりでも、私の中のローターは動かされていた。私は声を抑えるのに必死だった。
すれ違う人たちに変に思われてないかと思う度に恥ずかしくて、けれどそのせいで余計に興奮してしまった。

ホテル街にさしかかって人通りが少なくなったところで隆太はローターの振動を急に強くする。
あまりの刺激に私はその場にしゃがみ込んでしまった。

「だ…だめ、もう…イッちゃいそう…」

もう限界だった。しかしあと少しで絶頂というところで隆太はローターのスイッチを切ってしまった。

「な、なんでぇ…」
「まだおあずけだよ」
「そんなぁ…」

私は隆太に立たせてもらってホテルを目指す。けれど私の頭の中はイキたいという気持ちでいっぱいになってしまっていた。

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