GW旅行は夜桜とともに…♡素敵な旅館で浴衣のまま2人とも乱れちゃいました
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GW旅行は夜桜とともに…♡素敵な旅館で浴衣のまま2人とも乱れちゃいました (ページ 1)
「わぁ…幻想的…きれい…」
「この時期にまた桜見れるのいいよなぁ」
航太と私は交際2年目。
少し社会人生活にも余裕が出てきたから、この春の連休は思いきって遠出することにした。
昔から憧れの場所だった、ゴールデンウィークに桜が咲く北の大地に私はすっかりうかれている。
「瑞希、ちゃんと前見ないと転ぶぞ」
背中に航太の笑い声を感じながら、はらはらと舞う桜並木を見上げて歩く。
ライトアップされた桜は、昼と違って少し妖艶に見えるから不思議だ。
「ほんっとにきれい…来てよかったぁ」
「瑞希がこんなに喜ぶなら毎年来てもいいかもな」
「ほんとっ!?じゃあ来年もまた来ようねっ!」
「子どもみたいにはしゃぐ瑞希はレアだしな」
そう言って航太は私の頭をぽんぽんと撫でる。
「もう!子どもじゃないのに!」
「はいはい」
私たちは手をつないで旅館へ戻った。
*****
「ちょっと飲みすぎちゃったかも…」
窓を少し開けて夜風をあびながら、ほてった顔を冷やす。
「日本酒うまかったな」
航太が後ろからそっと私を抱きしめた。
「ね!ごはんもすごくおいしかったぁ」
「リサーチしたかいがあったな」
ふふっと笑う航太の吐息が首にかかって、少しだけ体が反応してしまう。
見透かしたように、首筋へ軽めのキスが何度も繰り返されて、私はたまらず身をよじった。
「どうしたの?今日ちょっと敏感?」
「やだぁ…」
確かにいつもより少し感じやすいかもしれない。
お酒のせいなのか、初めての土地で舞い上がっているせいなのか…。
「瑞希、顔ちょっと赤い…かわいい」
優しいキスで、私はどんどん力が抜けてしまう。
航太にもたれかかりながら、そっと舌を入れると全身がとろけそうなくらいふわふわした。
「航太…しよ?」
そう言って航太の目を見つめると、激しいキスで返事が返ってきた。
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