今をときめく人気俳優にご奉仕されてあまりの気持ち良さに潮吹きしてしまう私 (ページ 3)

「イきたいですか?」

 高橋はこくこくと頷く。それを見た環はまたあの影のある笑みを浮かべた。

「じゃあ、こっちも」

 急に割れ目の上の花芯を親指でぐりっと押し込んだ。

「んん!」

「どうです。こことナカで刺激してあげますから」

 そう言うと、ナカのGスポットを中指で、外のクリを親指で揉みこむ。同時に責められては余裕なんてものは飛んで行った。

「あっ! ひゃ、ぁっ、あっ、イ、イクぅ!」

 ぶしゃあ!

 高橋は潮吹きをした。環はおおという顔をしている。

「すごい。初めて見た」

 潮吹きが収まると、高橋の体はぐったりと力を失った。

「どうでしたか? 僕のテクニックは」

「す、すご、かった…」

 環はまた翳りのある笑顔を見せた。こうして、なんでもない女性を抱いては己を虚無にするのだ。

 高橋はなんだか悲しくなった。

「今日はありがとうございました。カーペットのクリーニング代は出します」

「いえ、気にしないでください。こちらこそありがとうございました」

高橋が部屋から出ていく。入れ違いで逞しい体つきの男性が入ってきた。

「社長。どうでした?」

「さすが、俺の彼女。今日のインタビュアーにした甲斐があったぜ」

「それにしても、彼女が他の男に抱かれている映像が欲しいって変わってますね」

「環もあんな嘘を言って、抱かせるまでいくとはさすが今をときめく人気俳優」

 環はくったくのない顔で声を出して笑った。彼の本当の笑顔だ。

 天使のような笑顔だが、中身は本当は…。。

「おお、こわ」

 社長は身震いすると、カメラの回収に移る。

 環はカーペットの湿り気を見て、高橋の体のラインを思い出し、

(本当はヤりたかったな)

 挿入禁止を宣告した社長を恨んだ。

-FIN-

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