立ったままの体勢でエッチしていられるか？という話から、彼氏と実際に試すことになってしまいました (ページ 2)

「奥、いくからね」

なにが、と思う間もなく腰に手を回されホールドされたまま、より深く彼自身を捩じ込まれた。

「…ッッあ！？！～っ！！！！ア、あぁああっ！！」

これまで拓かれたことのない部分まで刺激されて、イったまま帰ってこれない。快感を逃そうと暴れるものの、がっしりホールドされた私はどこにも逃げられなかった。彼の腕の中でビクビクビクッとおかしいくらいにのけ反るだけ。

「ン、ンんーーー！！イ…ッ！！！」

「ほら、一緒にがんばろ？」

どちゅどちゅと容赦なく奥を突いてくる彼をどうにもできず、ただイキ続けるだけ。意識が飛びそうになっても、心得たように腰を打ち付けられて引き戻される。

「し、んじゃ…ぅ、んやぁあ…ッ！！！」

「俺も、気持ちくて死んじゃいそう。そろそろ出すよ」

「ぁ、あ…っ！ーーーくぅう…ッ！！！」

奥に出される感覚に背中が反る。より深くに絶頂した身体はもはや感覚が曖昧だった。だから、彼に問われるまで忘れていたのだ。

「ね、早苗。今から俺が手だけ握っててあげるから、一人で立ってられるか試そう、ね？」

「…あ、ぇ？」

彼が出ていく瞬間にすら感じて、言葉どおり手だけで支えられた私は、足腰が立たずに崩れ落ちる。そんな私を見た彼が、目線を合わせるようにしゃがんで微笑みながら告げる。

「じゃ、今からは「お仕置き」始めよっか」

「…え、…っ待って、昴」

「ベッドに連れてってあげる、…よっ、と」

お姫様抱っこで寝室のベッドへとゆっくり降ろされると、そのまま深いキスをされた。

快感でおかしくなってる身体は、そのキスだけで達してしまう。

熱くて、どこもかしこも敏感になっててかわいい

「も、むりだから…っ」

「大丈夫。限界までお仕置き、付き合ってね」

ずり、と無意識に上へ逃げた腰を追いかけて、そのまま抱き締めるように繋がり合う。

「ンぁあッ！！！」

これから始まるお仕置きという名の愛撫が、恐ろしいはずなのに、身体は蜜をこぼし続けていた。