イケない事を彼に見破られ、提案されたのはまさかの開発だった!? (ページ 5)

(擽ったいような、なんかなんとも言えない…変な感じ…!)
美緒は初めて責められる場所と自分の体の反応に驚いていた。

包皮に包まれたクリと、膣だけが陰部の性感帯だと思っていたが、それは大きな間違いだった。
皮膚の薄いそこは刺激の受け取り方もダイレクト。

性感帯やどういう刺激が効くかは人それぞれ。

朔也は演技では無い素直な美緒の反応に喜んでいた。
そして、そこからが長かった。

なんと30分以上も溝を中心に蜜部を堪能したのだ。
大抵の人が前戯にかける時間なんて長くても20〜30分だろうが、今回朔也はことを始めて1時間近くも前戯に費やしている。

エッチにこんなに時間をかけられたのは初めてで、美緒は熱くなっている自分の体にも驚き、そしてまた喜んだ。

だが同時に、朔也と繋がりたいという気持ちがどんどん増しているのに、一向にその気配がないために焦れったくも思っていた。

「朔也…その、もういい、から…がりたい」
「え?なんて?」

「だから!もう繋がりたいの!」
もうヤケクソになって伝える美緒。

「あと、もーーーー少しだけ高めてから挿れさせて」
ニヤつきながらゴソゴソと朔也が取り出したものがクリトリスに当たる。

そしてーーーーー
「ァッ」

クリトリスに押し当てられたローターが震えだした。
そして、溝への舌の愛撫も再開される。

「やぁっ、なんか…変…!っあつ、いっ」
「同時じゃなくてもイケるようになるまでは、もう少し時間が必要か」

そう言いながら朔也は焦らし続ける。
ローターをクリトリスや尿道口に押し付けてみたり、溝に指を滑らせ擽ってみたりした。

クリトリスからローターをずらして膣口にあて、クリトリスを指先で軽く引っ掻いてみたりもした。
ピクピクと腰が浮いたり脚が震えたり、無理に演技しているような感じがなくて、本当に感じている美緒に嬉しくなる。

「そろそろいいかな」
もう待ちきれなかったのだろう。
朔也はズボンとボクサーをずり下ろし、コンドームを片手で手早く取り付けて間髪入れずに美緒に押し込んだ。

「ぁ、待って…〜〜〜っ!」
呼吸のタイミングが合わずに力が入っている時に挿入されたペニス。

快感でパニックになって上手く呼吸ができていない美緒。

「イッたね?初イキ?ふー…っ、美緒、息ゆっくり吐け、してゆっくり吸って…」

今までとは比にならないまとまりつき方に、朔也も驚いた。
“持っていかれそうって、こういうことなんだな”

お楽しみは後にすると気持ちよさ倍増だな、そう学んだ朔也はその後も開発を楽しむのだった。

-FIN-

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