社内に彼氏がいる事を隠してきた。別の社員に彼女が迫られて彼氏が取った行動とは (ページ 3)

「栄司っ、お待たせ」

「ああ、お疲れ様」

エントランスで待ってくれていた栄司と待ち合わせて歩き出すが、周囲の視線が痛い。

「私、ってさ、本当にすごい人と付き合ってるんだね、視線が痛い…」

「すごい人って何だよ、何もすごくないだろ」

そうは言うけど、女性社員からの視線が一日中すごいんです!

お昼とかすれ違う時とか…

「ところで、栄司今日はどこか行くの?いつもと違う道…」

「今日は家には帰らないよ。部屋取ってあるから」

どこだろう…とルンルンで着いて行ったら、着いたのはお高めのホテルのスイートルーム。

「え、栄司なんでこんなに高いお部屋なの!?」

「それは後から話すから」

「んきゃあっ!」

お部屋に入ってジャケットを脱いだ栄司がいきなりベッドに押し倒してきた。

「ん…んあっ、栄司っ、ひゃっ!」

口付けながら、栄司の少し冷たい指がシャツのボタンとリボンを解いて素肌に触れる。

「今まで我慢してたのを、やっと皆に俺のだって示せたんだ。ほんと気が気じゃなかった…」

いつもはマークなんてつけない栄司が、首筋に華を咲かせる。

「んんっ、そんな、見えるとこやぁっ」

「俺のだって言えるんだから、首筋の1箇所くらい許して」

いつも理性的でゆっくりしか進めない栄司が珍しく本能的に求めてきて、私はタジタジだ。

吐息も髪の毛も、全部が色っぽくてあてられてしまう。

「しかものあの先輩、しつこく迫りやがって…」

デコルテに唇が触れ、ジュッと熱く吸われる。

「聖奈はさ、もう少し自覚して」

「え?何を?」

「自分が男の視線集めてること。無自覚すぎる」

キョトンとする聖奈を見てまた頭を悩ませる栄司。

これだから、いつも安心できなくて困る。

「これからは、俺の聖奈だって言えるんだよな。この可愛い顔も、照れる顔も綺麗な体も、全部俺のだって」

「ひゃんっ!あっ、待って栄司!まだお風呂入ってないっ」

「そんなの待てるか」

首を振って抵抗する聖奈の手を頭上で一纏めにし、途中で止まっていたボタンを下まで全部外した。

触らずとも想像出来る柔らかい白い肌。

くびれた腰のラインはとても華奢で、これもまた庇護欲をかき立てる一因になる。

レースのキャミソールから覗く細身に似合わない膨らみを早く暴きたくて、少し強引に捲り上げる。

抵抗を見せながらも、背中反ってと言えば照れながらも素直に聞いてくれる可愛い彼女。

ブラのホックを外しただけで期待に体をピクっとさせる所も、こちらの欲を掻き立てるだけで…

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