声を我慢しなきゃいけないのに…。じっくり気持ちいいところを執拗に責められて…。 (ページ 5)

「流花、ごめん我慢して…」

そう言われて、彼の大きい手のひらで口元を塞がれた。

「…っ…!」

パチュンッと最奥を突かれて、腰が跳ね上がってしまう。

口元を塞がれながら何度も激しく突かれて、啓太に犯されてるみたいな状況に、頭がどうにかなりそうな程興奮が高まる。

「…っ流花っ…あ、イクッ…!」

彼は苦しげにそう溢して、パンッと一番激しく最奥を突き上げた。

私の中で彼のモノがビクビクと痙攣するのを感じた。

「はぁっ…はぁっ…っ…」

繋がったまま、彼は呼吸を荒げながら私を見つめて、そっと口元を押さえる手を離した。

「ごめん…苦しかったよな」

彼はそう言って、私の目尻に滲む涙を指で拭った。

「…ううん…、きもちよかった…」

ボーっとしながら私はそう言って、啓太の首元に腕をまわした。

*****

さっきの、すごかったな…。

エッチが終わって、隣でスヤスヤと眠る彼の顔を眺めながら、そんな事を考えてたらまたムラムラしてきてしまう。

起きたらまた誘惑しちゃおうかな…。

なんて、こっそり悪いことを考えてしまうのであった。

-FIN-

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