合コンで媚薬を盛られた私を助けてくれた彼に、疼く体を慰めてほしいとおねだり♡ (ページ 3)

 
「はぁ…はぁ…」
 
 私たちはしばらく抱き合ってぐったりしていた。
 
 ―― なんだか熱が引いている気がする。
 
「少し、顔色良くなった?」
 
「うん、マシになったかも」
 
「そう、良かった」
 
 彼はゴムの口を縛ってゴミ箱に捨て、そう言って微笑んだ。
 
「無理言ってごめんなさい…」
 
 私は冷静になるといたたまれなくなって、マナブさんに謝った。
 
「凄く苦しそうだったんだし、薬のせいで、みかちゃんは何も悪くないよ」
 
「…このまま一緒に寝てくれる?」
 
「いいよ」
 
「ありがとう」
 
 私は安心して彼の腕の中で眠りに落ちていった ―。
 

-FIN-

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