新婚ほやほやの私たち。でも彼の仕事が忙しくて、最近エッチはご無沙汰。寂しく思っていると…

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新婚ほやほやの私たち。でも彼の仕事が忙しくて、最近エッチはご無沙汰。寂しく思っていると… (ページ 1)

「お帰りなさい!ご飯にする?お風呂にする?それとも…」

「あはは。取りあえずご飯にしようかな」

孝一はちょっと疲れた様子でネクタイを緩めた。

迷わず食卓について、目を輝かせる。

「おお、今日も美味そう!」

喜んでくれるのは嬉しい。

たくさん食べてくれるのもすごく嬉しい。

でも最近、私の思い描いていた新婚生活とはちょっと遠いなって、感じてしまう自分がいる。

新婚ほやほやなのに、孝一は毎日仕事で忙しくて、夜は随分ご無沙汰だ。

「ねえ、明日も早いの?」

「ん?うん、出張でさ。六時には出なきゃ」

「そっかぁ…」

今日だって七時に家を出て十時に帰ってきた。

新婚なんだからもう少し早く帰らせてもらえないのかなって思っちゃうけど、繁忙期だから難しいらしい。

五年前に友達の紹介で知り合った私たち。

その後すぐ孝一が転勤になったから、ずっと遠距離だった。

三十を目前にようやく結婚して、こうして一緒に暮らしているんだから、二人の時間をもう少し大切にしてくれてもいいのに…。

「菜月?どうかした?」

「ううん…なんでもない」

いろいろ思うことはあったけど、私は我慢した。

ただでさえ疲れている孝一にもやもやをぶつけて、余計疲れさせたくはないもの。

その夜、私たちはいつも通りベッドに潜り、すぐに眠った。

*****

「んっ…」

胸に違和感を感じて、私は目を開けた。

「え…孝一…?」

「菜月…ごめん。我慢できなくて…」

孝一は私の上に覆い被さっていた。

いつの間にか私のパジャマの前を開けてブラジャーを外し、優しく胸を揉んでいる。

「あ、明日早いんでしょ?なのに…」

「ごめん。ここ最近、ずっとしてなかったから…我慢できなくて。本当は、もっとゆっくり過ごしたいのに…」

孝一も私と同じ気持ちだったってこと?

「菜月…嫌ならやめる」

「ここまでしといて途中でやめるなんて本気?」

私は孝一にキスをした。

クチュクチュと、音を立てて舌を絡める。

久しぶりの情熱的なキスに、あそこがきゅんっと疼いた。

唇を離し、私は彼の耳に囁いた。

「お願い。いっぱい、めちゃくちゃにして?」

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