彼氏にフラれて傷心中の私は、ある日夢の中で素敵な彼と出会い、甘い時を過ごすことに… (ページ 2)

「んっ、はあっ、あっ」

壁に押しつけられながら、パンティの中に手を突っ込まれた。

私の喘ぎ声と、クチュクチュといやらしい音だけが部屋に響く。

「んあっ、ああっ!」

廉の指が動く度に、背中をぞくぞくしたものが流れた。

クリトリスの触り方も、あそこに入れた時の指の動かし方も、彼は何もかも完璧。

どこをどう触ったらいいのか、わかっている。

私の体を、私よりよく知っているみたいだった。

「んんっ、あっ、あっ、あっ」

「沙月さん、またイキそう?」

「んっ、うん、あっ、イク、イっ…!」

イキそうになったところで、指を抜かれた。

泣きそうになって彼を見上げると、意地悪な顔で笑っている。

「まだだめ。これは酷いことを言ったお仕置きだから」

もう何度も寸止めされて、体が辛い。

その場に崩れ落ちそうになった私を、彼が抱き締め、ひょいっとお姫様抱っこした。

「きゃっ!?」

「お仕置きだからね、イクところは皆に見てもらおうか」

「へ?」

連れて行かれたのはベッドじゃなくて、ベランダに面した大きな窓だった。

キラキラした都会の夜景が広がっている。

彼は私を下ろし、窓の前に立たせた。

「手、ついて」

「で、でも…!」

「言う通りにして」

廉にそう言われると、私はなぜか逆らえなかった。

言われた通り、ヒヤリと冷たい窓に手をつく。

ビリ、ビリリ…。

その状態のまま、彼はゆっくりと私の服を裂いた。

足下にワンピースやブラジャーが落ちて、最後にパンティも引き千切られ、私は全裸にされた。

大丈夫…これは夢。

そう思うのに、窓の外から誰かに見られているんじゃないかって考えると、冷や汗が止まらない。

廉は私のお尻を撫でると、ゆっくりとペニスを挿入した。

「あ…はああ…」

夢なのに感覚は生々しくて、思わず現実かと疑ってしまう。

全部入ってから、廉はゆっくり腰を動かした。

それがだんだん速く、激しくなっていく。

「あっ、あんっ!ああっ!」

グチュグチュグチュ!

愛液が飛び散って、床や窓ガラスを濡らしていく。

脚がガクガクと震える。

「待って…!あっ、イク!イク…!またイク…!」

廉は、私がイッているのもお構いなしに腰を動かし続けた。

イキっぱなしみたいな状態なのに休ませてくれない。

立っていられなくてその場に倒れそうになると、廉は私のお尻を強く叩いた。

「ああんっ!」

「倒れていいって誰が言った?」

「あっ、ああんっ!あっ…!ああっ!」

私は何とか脚に力を入れて、激しい快感を受け入れ続けた。

酷いことをされているのに、どうしてこんなに気持ちいいのかわからない。

元カレとのエッチだって、ここまで感じたことはなかった。

そうして、何度も何度も責められ続けた後…。

彼が私の中で果てると同時に、私は目を覚ました。

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