迷路内の小部屋で後ろから奥まで突き上げられて…こんなところで気絶するほどイッてしまうなんて!

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迷路内の小部屋で後ろから奥まで突き上げられて…こんなところで気絶するほどイッてしまうなんて! (ページ 1)

たまには童心に帰って遊園地にでも遊びに行こうということで、剛太と千春は久しぶりに郊外の遊園地へと出掛けることにした。

日曜日ということもあり、園内は大勢の人で賑わっている。

「そういえば、初めて一緒に出掛けたところが遊園地だったわね」

千春が言うと、剛太も懐かしそうに目を細めて頷いた。

「メチャクチャ緊張してたんだよな、あの時は。千春はいつも通りみたいだったけど」

「そんなふうに見えた?私だっていっぱいいっぱいだったわよ。あなたがどんなものに興味を示すのか、一生懸命探ってたんだから」

付き合い始めたばかりの初々しかった頃を思い出し、二人は照れ臭そうに笑った。

どちらからともなく手を繋いで、ゆっくりと歩き出す。

周囲の楽し気な空気に自分達も楽しくなりながらしばらく歩いていると、大人も楽しめる迷路のアトラクションの看板が目に入ってきた。

異国の神殿のような建物だ。

「あの迷路、行ってみない?」

千春の提案で、二人はチケットを買った。

石造りのアーチをくぐって建物の中に入ると、やや薄暗い通路に出た。

いくつか現れた分岐路で、行き先の選択を繰り返していく。

そこには必ず魔物などの石像があり、雰囲気を醸し出していた。

幾つ目かの分岐路にあった目が一つの怪物は作り物とは思えない威圧感があり、千春は思わず剛太に身を寄せた。

そっと手を握ってくれたので千春も握り返すと、あたたかい安心感に包まれた。

それから目の前に見えたドアを開けると、迷路には似合わない奇妙な小部屋が二人を迎え入れた。

絨毯が敷かれた部屋の中央にはベッドがあり、ちょっとしたホテルの一室を思わせる。

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