なぜかに彼に執着され、全身にキスマークをつけられた私…後ろも狙われています?! (ページ 2)

「なにしてるのリナ?」

鏡の中の自分を見つめ、ぼんやり昨夜の秘めごとを思い出していたら、ガチャリとバスルームのドアが開いた。

振り向くと、彼も全裸で私を眺めながらたたずんでいる。

「綺麗に咲いてるだろ」

私の全身に残した赤い花びらをツツーと指で辿りながら満面の笑顔を見せた。

「あ、でもこっちがまだだ!今日はこっちだな!」

先週はお互い予定が合わなくて、私たちは2週間ぶりに顔を合わせた。

付き合いはじめてわかったことだが、彼は身体を重ねるたび、執拗に私の身体にキスマークをつける。

リナが他のやつに取られないように…そんなことを言われたが、私の容姿は中の中ぐらいだろう。

なんでそこまで執着するの?と思っていたら、くるりと私の向きを変え、彼は私の背中に舌を這わせたのだった…

-FIN-

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