今の彼氏に不満が溜まっている元カノに、俺への愛情を取り戻してほしくたっぷり愛撫 (ページ 2)

「…そいつも、こんな風にしてくれるか」

 理沙は首を横に振った。

「あそこも、舐めてくれるか」

「ううん…」

「…それで?」

 理沙は、乳房の快感に身を任せている。

「不満が溜まってるんだろ」

 理沙は僅かに頷いた。

「じゃあ、今夜は、帰らなければいい」

 追い打ちをかけるように、俺は理沙の耳にささやく。

「どうせ、待っていてもくれないんだろ。気が付いてるんだろ」

 可哀想に…。

 そんな男に耐えている理沙の健気さに、湧き上がる愛しさ。

 どうして5年もの間に、そのことに気付いてやれなかったのだろう。

 だから、理沙は俺から離れようとしたのではないか。

 そのことに、ようやく思い至った俺は、自責の念に駆られた。

「和人、痛い…」

 余計なことを考えていたら、気が付くと乳房を揉む手に力が入ってしまった。

「悪い、つい…」

 ややむっとしている理沙の機嫌を取るように、キスする。

 そのまま、フローリングの床に押し倒す。

 服を脱がせると、ブラジャーの中の乳首は、丹念な愛撫に反応していた。

 その乳首に、そっと唇を寄せる。

「ああ…」

 舌でさらに愛撫すると、簡単に艶声が漏れる。

 やっぱり俺は、理沙を愛している。

 彼女の体に、もてあますほど欲情している。

 今までの話からは、裏切られたと思えなくなっていた。

 浮気心を起こしただけとしか―。

「…舐めてもらってないんだろ。今日は俺がしてやるよ…たっぷりな」

「あ…やぁん…」

 乳首から唇を離し、お腹に舌を這わせながら、少しずつ秘部へと降りてゆく。

 既にとろけたその部分に、軽く息を吹きかける。

 それだけで、理沙の体はびくりと跳ねる。

「和人…早くぅ…」

 俺は返事をせずに、舌先でクリトリスをつつく。

「あぁん…」

 いとも簡単に、愛液が溢れ出す。

「もっと…もっと激しくして…」

 理沙のその言葉を合図にして、俺は彼女のクリトリスにむしゃぶりつく。

 吸い上げ、舐め回し、甘噛みして…。

「あっ…はぁん…は…ぁ」

 その声で分かる。

 もう、挿入して欲しいに違いない。

 でも、まだ望みは叶えない。

 今夜は、理沙が俺のところに戻りたいと思うような夜に…愛撫にしてやりたい。

 俺は、緩みきったそこに、中指を入れた。

「はぁ…う…」

 指を出し入れすると、理沙のそこは、ぬちゅぬちゅと卑猥な音を立てる。

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